ソフト食講座


 
 当ページの一部内容は、栄養士、調理師、看護師、介護士等の医療従事者を対象として作成しています。


 


 ソフト食はいつもの材料で作ることができます。ポイントさえ押さえれば、今日からあなたもソフト食の達人!

 


 ① 食材の選択
    やわらかい野菜、脂肪の多い魚・肉類を選びます。
    「高齢者ソフト食 フードスケール 食材表」
       
 
 ② つなぎとなる食材の選択
    テクスチャーを変化させるもの、また、成形を補助するものを選びます。
    卵の素(卵黄と油を同量)、卵白、片栗粉、たまねぎ、山芋等
       
 
 ③ 油脂の利用
    口腔内でのすべりをよくするものを選びます。
    卵黄、生クリーム、サラダ油等
     
 
 ④ 調理器具の選択
    やわらかく調理できるものを使用します。
    スチームコンベクション、圧力鍋等
   


 


 ソフト食作りで重要なのは食材の下処理です。
 繊維のある野菜は料理法や食材によって切り方を変えれば、食べやすく、火も通りやすくなります。
 皮をむいたり、繊維と直角に切るのが基本です。

 
 ◆ 皮をむく
  ・トマト       → 皮は噛めず口に残るので、湯むきします。
  ・ナス        → 丸ごと揚げると皮が簡単にむけ、色もきれいに仕上がります。
               皮をむいたものを調理します。
  ・ピーマン・パプリカ → 果肉は加熱するとやわらかくなるので、薄皮をとるだけでより食べやすくなります。
 

 
 ◆ 薄く切る
  ・ニンジン
  ・ごぼう
 → ピーラーで薄くそいで、スープや煮物などに。
 → 薄くささがきにして、圧力鍋で下煮します。
 

 
 ◆ 繊維と直角に切る
   ・タマネギ
   ・白菜・葉物野菜
 → 薄く、繊維と直角に切ります。
 → 厚い部分は薄く切り、その後、繊維と直角に切ります。
 

 
 ◆ 隠し包丁を入れる ナス、大根
 
 ◆ ペーストにする かぼちゃ、芋類、豆類
 
 ◆ すりおろす    山芋、かぶ、れんこん







   

   

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